日本経営気学協会の杉﨑です。
2019年9月も終わり10月に入りますね。
毎年この頃になると、コンサルタントや起業家、経営者の方々と「サンマ会」を開催しています。この会は単に「旬のもの」を食べるというだけでなく、1年の残りをどのように過ごし、来年につなげるか意見交換しています。
特に2020年はオリンピック開催ということから、観光客相手に事業をしている起業家の方は大変意気込んでいらっしゃいました。
そういった中、ある経営者の方は、10月は積極的に動くことを避け、情報収集や将来のことを考えると話していました。理由をうかがったところ、「年初から走り続けてきてるのと、猛暑の後の夏バテが重なるので、一番疲れがたまりやすい」とのことで、「小休止」のように毎年この時期を活用されているそうです。
私自身、サラリーマンから起業したのですが、経営者や起業家の働き方はとても「ブラック」だと身を持って感じているところです。
多くの経営者の方は会社にいる時だけでなく、夜はクライアントと会食をし、家に帰ってから仕事しています。土日祝日も頭の中は休み明けの仕事のことでいっぱいです。ある経営者の方は枕元にメモを置き、面白い夢をみたら起きてすぐにメモを取り、事業アイディアとして活かすと話していました。
確かに自分がサラリーマン時代もブラックな働き方をしていて、毎日23時帰宅が当たり前でしたが、それでも土日は休めていました。そう考えると、経営者や起業家の働き方はそれの比ではありませんね。
こういった経営者の働き方は、会社の規模は関係ないでしょう。おそらく世界的企業の代表の方も状況は同じだと思います。一挙手一投足が会社の株価に影響する時代ですので、事業の成長のためにずっと全速力で走り続けていらっしゃいます。
ただ、人間にはやはり限界があります。ヘロヘロな状態の人が重要なアクションを100%こなすというのは無理ですね。
そこで当協会では、下記のように1年に4回やってくる土用を、ある経営者の方が話されていたような、「小休止」的に活用されることをお勧めしています。
2019年土用の期間
冬の土用 | 2019年1月17日~2019年2月3日 |
春の土用 | 2019年4月17日~2019年5月5日 |
夏の土用 | 2019年7月20日~2019年8月7日 |
秋の土用 | 2019年10月21日~2019年11月7日 |
気学的にみると、土用の期間は、大事な決断を避けた方が良い時期とされていますので、経営にかかわることについては特に慎重になった方が良い時期ですね。
そこで今回のポッドキャストでは、10月にくる秋の土用について、西河由貴先生にお話しいただいています。ぜひお聴きいただけると嬉しいです。
今回のポッドキャストではこんなことを話しています
- 2019年10月は10月8日(寒露)から11月7日まで
- 秋の土用がやってくる(期間10月21日~11月7日)
- ストレスはためない
- 休む
- 大事な決断は避ける
ポッドキャストを聴くには
Appleが提供するiTunesストアをご利用いただくか、下記のプレイヤーよりお聴きいただくことができます。
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