ビジネスの発展・継続に必須の条件とは?

日本経営気学協会理事長の西河です。

今年の天の気(=十干(じゅっかん))が、「良くも悪くも物事は勢いよく発展する」の意味をもつ『戊(つちのえ)』だからということもあり、季節の進みも早く、まだ5月というのに夏日を記録したり、鹿児島県の奄美地方では平年より4日早く、昨年と比べると6日も早く梅雨入りが発表されました。

これから6月にかけては紫陽花が美しい季節になりますが、こちらも開花の時期は早まりそうです。

1本600円も次々に完売! 熱帯地域でしか育たないバナナが、なぜ日本で実るのか?

ところで、あなたは日本でつくられた“皮ごと食べられる”バナナを食べたことがありますか? 先日あるテレビ番組で、岡山県の農園で皮ごと食べられるバナナを生産している様子を紹介していました。

私が驚いたのは、皮ごと食べられるということもさることながら、本来は熱帯植物であり、日本ではこれまで99.9%を輸入に頼ってきたバナナを、冬は0度近くまで冷え込む土地でも栽培できる農業技術「凍結解凍覚醒法」がこの日本で開発されたということ!

凍結解凍覚醒法の開発に携わり、特許も取得したのは、岡山県にあるアグリバイオベンチャー「農業法人 株式会社 D&Tファーム」の技術責任者であり、桃太郎パパイヤ研究所の所長なども務める田中節三さん。

「凍結解凍覚醒法」については数年前からさまざまなメディアでも取り上げられていますが、農業機械をはじめさまざまなビジネスを展開されている企業「ヤンマー」さんのサイト(※)がとてもわかりやすかったので、よろしければそちらのサイトで続きをご覧いただきたいのですが、ここでかいつまんでお伝えすると、苗や種子を一旦マイナス60℃まで180日間ほどかけてゆっくりと凍らせると、その間に現在の環境情報がリセットされて、苗や種子は低温環境下で生存できる能力を取り戻していくとのこと! そしてその後、凍った苗や種子を解凍して栽培を始めると、寒い地域でも発芽して、その環境に順応して生長できるようになるだけでなく、生育力が飛躍的にアップするので、普通は実がなるのに1年半はかかるところ、凍結解凍覚醒法だと6ヵ月ほどで育つ上、普通よりも糖度が高くなったり、病害虫への耐性も高まるので無農薬栽培が可能になるメリットまであるというのです!

しかも、凍結解凍覚醒法はバナナ以外のさまざまな作物にも適用できるそうで、D&Tファームではパパイヤやパイナップル、いちぢくやカカオ、コーヒーなどさまざまな作物の作付けを行ったり、苗の販売などもされているそうです。

誰にとってもやってくる「冬の時期」

ここまで読んでいただいて、「一体、経営や気学の話と何の関係があるの!?」と思われた方も多いかもしれませんね。

気学では、一白水星から九紫火星まである9つの星をそれぞれ、春夏秋冬のバイオリズムに当てはめて考えることができます。当協会のホームページのトップページであなたの生年月日を入力すると、あなたの本命星に加えて「季節にたとえると、あなたは……」と季節が表されていますね。

そこに表示されるように、誰にとっても9年に1回、あるいは9ヵ月に1回、「冬の時期」がやってきます。気学の言葉で表現すると「坎入(かんにゅう)」といって、人間関係や経済的、体調などすべての面において、他の時期と比べると困難や苦労、果たすべき役割が多く、自分としっかり向き合って「自分は今なにをすべきなのか?」「自分に足りていないことはなんだろうか?」と考える時期なので、季節で言えば暗くて寒い「冬」に例えられます。

多くの人は坎入することを嫌い、その時期が早く明けないかと焦ります。人によっては気学の言葉ではない「大殺界」や「厄」などと表現して、暗い気持ちになる人もいるようです。

でも、先ほどのバナナもそうですし、皆さんが毎年楽しんでいる桜について思い出してみてください!

よく、暖冬だと桜は早く咲くと思われがちですが、ずっと暖冬が続いてしまうと桜の開花は遅れるそうなのです。実は、開花に必要なのは暖かさだけではなく、一定期間の寒さも必要なのです。というのは、桜はその春に咲き終わると、次の春に備えて夏の時期に花芽を形成して、葉が青々と茂る夏から秋にかけてはお休みに入り(=休眠)、秋から冬に落葉して、冬になって一定期間低温にさらされると、花芽は眠りから覚めて開花の準備を始める(=休眠打破)。そして、春に気温が上昇すると花芽が一気に成長して、開花に至るのだそうです。

私はてっきり、桜の開花スイッチが入るのは春になって気温が上がり、あたたかくなるからだと思っていましたが、実はスイッチは冬の寒い季節に入るというのです。たしかに人間だって、ぬるま湯よりも冷たい水で顔を洗うほうが目が覚めますよね!

ビジネスにも人生にも“暗く寒い季節”があるから開花する!

私たち人間は大自然の一部であり、地球という土地をお借りしてビジネスをしたり暮らしたりしています。ですから、大自然の循環、呼吸に合わせて生きることが“自然”であり、それに逆らうような言動は“不自然”と言えるでしょう。

現在大きな成功を収めている経営者の方がいらしたとすれば、その方はきっと、暗くて寒い冬の季節から逃げようとせず、しっかり向き合って、冬の時期だからこそするべきことに取り組んで、自分に課されたことをしっかり乗り越えたからこそ、今の成功があるはずです。

あなたも、心身ともに豊かさを感じながら、仕事も人生も長きにわたって開花させたいなら、冬の時期こそ有効に活用していただきたい。当協会には、冬の時期を有効活用するための、乗り切るための智慧がたくさんあり、ぜひそれを多くの経営者の皆さんに活用いただきたいと考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

あなたのビジネス、そして人生の発展にお役に立てていただけたら幸いです。

※ ヤンマーさんのサイト「食卓からバナナが消える? 世界的なバナナ危機に挑む、熱帯産作物国産化を目指した驚きのバイオ技術」