経営者が、実は秘密にしておきたいこと

日本経営気学協会理事長の西河です。

たとえば、あなたが経営状況を改善するために新たに採用してみた方法がとてもよく作用して、業績が大きく改善できたとしましょう。あなたはその方法を、ほかの経営者にも教えてあげたいと思いますか? それとも、誰にも教えずに秘密にしておきますか?

当協会の杉崎副理事長も『「何をやってもうまくいかない」と言われたことで、ジタバタしなくなった起業当時の自分』のコラムで話していたように、今も昔も、経営者やリーダー、あるいは政治家など、人をまとめる立場にある方の中には、気学を活用して仕事もその人自身の人生もうまく循環している方がたくさんいらっしゃいます。

ただ、私がこれまでお目にかかってきた経営者の方々のなかには、自分が知り得た“おいしい”情報は人には教えたくない。うまくいったことは自分だけのものにしておきたい、と思う方が少なくないようで(苦笑)、「気学を活用しています」と公言している方はほとんどいらっしゃいません。私どもの協会が気学を取り入れていることをお伝えすると「実は、私も取り入れていて、うまくいっているんです!」とおっしゃる方がとても多いのです。

気学は事象の『裏の成り立ち』を説明することができる学問

では、なぜ秘密にしたくなるのでしょうか?

いろいろな理由が考えられますが、その一つに気学が『占い』と捉えられがちだということが挙げられるでしょう。

『占い』という言葉の語源には諸説ありますが、そもそもは、何か物事が起こった(結果)の裏に成り立っていること(原因)を説明する。つまり、事象の『裏の成り立ち』=『裏成り』が転じて『占い』という言葉になったという説があります。

当協会で推奨している気学は『占い』ではなく、その年の十干(じゅっかん)(=天の気)や十二支(=地の気)、そして九星(=人の気)のコラボレーションを見て、どんな政治経済の傾向があるのか、どんな自然現象が起こりうるのかなど、その『裏成り』を説明できる『学問』と言われています。

たとえば、気学では今年2018年は

  1. 良い事象はさらに良く、逆に悪い事象はさらに悪化する。
  2. 何を手離し、新しいものに乗るか。
  3. 火災や噴火、干ばつなどが多い。

などといった傾向になると見ています。

その原因(=裏成り)は

  1. 2018年を担当する十干は「戊(つちのえ)」。この漢字には「」の意味があり、良くも悪くも事象は「繁茂」する。
  2. 2018年を担当する十二支は「戌(いぬ)」。この漢字には「」の意味がある。
    また、2018年を担当する九星は「九紫火星(きゅうしかせい)」で、この星には「離合(りごう)」の意味がある。
    これらのことから、これまでの古いものが「」されると同時に、これまで持っていたものや関わってきたことからいかに「」れるか、そして新たに「出会う」かが課題。
  3. 2018年を担当する九星の「九紫火星(きゅうしかせい)」には「」「太陽」の意味があり、自然界でもこれらの影響を受ける。

と見ることができます。

当てずっぽうでも統計でもなく、それぞれの「気」が持つ元々の意味を紐解くことで、事象の裏成りを学ぶことができるのが、「学問」と言われるゆえんです。

先人たちの残した英知をより広めて、豊かさを分かち合う社会に

気学の考え方は元々は中国から伝わり、「気学」として今のようなスタイルに確立されたのは日本だと言われていますが、私たちの遠い祖先たちがより良く、より豊かに暮らすための知恵として、現代まで綿々と引き継いできてくれた英知です。

そうした英知は独り占めよりも、やはり、たくさんの人たちと一緒に分かち合って、会社はもとより、経営者の皆さんやそのご家族の、ひいては社会全体がより良く、より豊かになっていくことにつなげていくことが望ましいのではないでしょうか。

経営者の方の中には、ビジネスを通じて社会貢献をしたいという方、すでに実践されている方がたくさんいらっしゃいますが、私たち日本経営気学協会は気学を通じてより良い社会の実現のためにお手伝いができたら―――そんな想いで日々取り組んでいます

最後までお読みいただき、ありがとうございました。