経営者の新年は「立春」から

あなたは「日常に欠かすことができないもの」
というと、何を思い浮かべますか?

手帳や壁掛けカレンダーなど、
その形はさまざまですが、
「暦」(こよみ)が無かったら
私たちの生活は成り立たないといっても
過言ではないでしょう。

経営者が使う「暦」とは

今から1,400年以上前に
中国から日本へ伝来されたと言われる暦は、
その後さまざまな変遷を経て、
現代では「太陽暦」、いわゆる「新暦」が
使われています。

「新暦」というくらいですから、
その前の暦は「旧暦」となるわけですが、
日本では明治以前、
厳密に言うと明治5年までは
「太陰暦」が使われていました。

ここで、今回の本題である
「なぜ、経営者の新年は『立春』から」なのか、
という問いの答えにつながるのですが、
経営気学で用いる「気学」
(正式名称は「九星気学風水」)で、
基準としているのが太陰太陽暦、いわゆる「旧暦」。

旧暦では季節を表すものとして
「二十四節気」が使われていたのですが、
二十四節気の「節分」を境に季節が変わり、
「立春」(現在の2月4日ころ)から始まる月を
「1月」、あるいは「正月」と呼んでいた
と言われています。

現代、利用されているカレンダーにも、
二十四節気が記載されているのを
目にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。

では、1月に行く「初詣」は・・・

余談になりますが、
現代では「初詣」というと、
お参りする神社仏閣の方位に関わらず、
1月1日に年が明けてから
最初の参拝のことを指しますね。

しかし、先述のように明治時代以前は
立春が1月、正月とされており、
立春のころに自分の住まいから見て
その年の歳神様がいる方位(恵方)にある
神社仏閣に行くことを「初詣」と呼ぶのが
一般的な風習だったようです。

しかし、明治時代に入って以降、
鉄道網が発達していくと、
鉄道会社各社の宣伝やサービス活動の
活発化も相まって、
人々は恵方にこだわらず
郊外や遠方の神社仏閣へ
年明け最初のお参りをするようになった。
そして、その経緯のなかでお参りの名称も、
方位に関係のない「初詣」という言葉が
広く使われるようになったと言われています。

1月1日はもちろん、
ぜひ立春からの新しい年のスタート時にも
一年の計を立ててみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき
ありがとうございました。